【高野山 祈りの旅3】
- kaneko247
- 2024年7月22日
- 読了時間: 1分
こんにちは。
葛飾区立石の葬祭場 想送庵カノンです。
今日は先日お邪魔した高野山での体験、最終回をお届けします。
今回の高野山詣でも最終日、「授戒」を体験いたしました。
授戒とは仏様の教え、戒めの事です。壇上伽藍まで宿坊の西禅院ご住職に案内頂き、隅から隅まで見学させて頂いた後、大師教会授戒堂で阿闍梨様から法話を授かりました。授戒は100人程が座れるお堂の中、全部の扉が閉められて真っ暗な中で行われ、厳かで高野山らしい体験です。
訪れたらぜひ体験頂ければと思います。
当日の授戒は「菩薩十善戒」と言って、生きていく上で重要な事柄が「戒め」と言う形で説法されます。内容は道徳的な事柄ばかりで当たり前と思われるかも知れませんが、一つ一つを日々守って行くことはとても大変だなと感じました。
ですので空海さんはこれを「戒を保つ=持戒」と仰ったのだと思います。
今回の高野山詣でを通じて、高野山には昔から様々な武人、あるいは現在の企業経営者の慰霊碑が並んでいる、その理由(ここに慰霊碑を作りたくなる気持ち)が少しだけ判ったような気がいたします。
やはり高野山は特別な場所、聖域でした。




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