春のお彼岸に、漫画家・イラストレーターであり、高野山真言宗の尼僧でもいらっしゃる悟東あすかさんにお願いして、線香護摩炊きのお勤めをいただきました。線香護摩とは、護摩祈祷と同様に、お祓いや祈願・供養に霊験あらたかと言われている儀式です。
想送庵カノンではお彼岸のころ、館内でご供養を行いますが、昨年よりお彼岸とは別に6月にも「みんなの供養祭」としてカノンをご利用下さった故人さまのご供養を行っています。カノンという施設名を漢字にすると「香音」。古来より亡きひとを偲ぶとき、ひとは香を焚き祈りを唱えてきました。香りと音は亡きひとに届くと思うからです。カノンの名にはそのような祈りもこもっています。
ご滞在中の故人さまだけでなく、これまでにご利用下さったすべての故人さまをご供養する時間はカノンにとって大切な時間です。私たちには忘れたくないひとがいます。
今回のご供養にはフルーツとぼたもちをご用意いたしました。
#お彼岸
#法要
#あなたを忘れない
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