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カノンで出来る見送り葬とは?(80代故人さまの例)

・故人さま:80代男性 ・参列者:妻・子供2人・孫3人・妹夫婦の合計10名 ・5年にわたる闘病の末、病院で死亡

「葬儀はしなくてもよい」と言い残されたご主人様でした。 奥様は大変悩まれながら、ご主人様のご遺志を守られました。 お二人のお子様方も、お父様の生前の思いを大切になさいました。 儀式的なことはせずにお送りになりましたが、ご家族の感謝の思いが伝わってくるような暖かな時間を お過ごしになられました。

1日目 病院から奥様・お子様2人に付き添われ搬送 「想送庵カノン」へご到着後、面会・打合せ室で故人様のまだ温かなお体にふれられてから、 一階アネックスにご安置いたしました。 葬儀の内容を検討なさりました。

2日目 ご面会の後 葬儀内容について打合せ 故人の遺志を尊重し、家族10名で儀式はせずに送ることになさり、 棺・骨つぼ・お花・お部屋を選ばれました。

3日目 奥様がお一人でご面会にお越しになられ、「主人と二人で過ごせて、たくさん話が出来ました。」と 微笑まれました。

4日目 午後4時から行われたご納棺には、お孫さん、お妹さん夫妻も含め10名のご家族が立ち会われました。 和室でご家族が見守る中、洗髪を行い、ご家族の皆様に少しずつタオルでお体を拭いてもらった後、お顔そりを行い、お口元を整え、病院で着せられた浴衣から、ご愛用のツイードのジャケットと薄いピンクのシャツに着せ替え、家族で最後のお世話をして頂き、お孫さん3人の泣き笑いの声が聞こえる中お棺に納めました。 1時間以上のお時間を過ごされ、お話が尽きず その後、個室205号室に移動してご家族皆様で午後9時まで過ごされました。

5日目 午前9時ご家族10名がご到着 午前11時~故人様を囲んでご会食。闘病中食べられなくなっていたからと、お写真前には陰膳が供えられました。 充分なお別れの時間を持ち、お棺一杯のお花を贈られ、午後1時ご出棺 規模は小さくても、家族みんなの心のこもった大切な時間を過ごされたました。

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