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4月となりました

2020年の3月は、桜をしみじみと見る余裕もなく過ぎ去り、気がついたら4月になっていました。

私は近しい身内を2月、3月に亡くしています。3月特有の植物が芽吹いていく力強さやあたたかさと、驚くほど冷え込む日の振り幅に毎年心身がついていかないような感覚を持つのですが、今年はそこにさらに、’新型コロナウィルス’という得体の知れない不安が加わりました。

しかしそんな中でも日々は進んでいくし、カノンでのご葬儀や、お別れの場面も様々にありました。一般葬、家族葬、ご安置のみ・・・どのタイミングであっても、どんな形であっても、ご葬家にとっては、大切な方とのお別れ。その大切な時間があたたかなものであるよう、スタッフ一同心を尽くして参りました。

どんなときでも、人は生まれ、そして亡くなる。それはまるで毎年桜が咲いて散っていくような、どうにも抗えない自然の流れの中にあるのだなと、しみじみ思う日々でした。

カノンでも、新型コロナウィルスの情報が出る度に、最適な対応を考えてまいりました。予定していたイベントが中止になったり、様々な変化もございました。毎日毎日の変化には、戸惑いますが受け止めながらやれることをやっていきたいと思います。

新型コロナウィルスの事で、生活が制限されていますが、この状況だからこそ見えてくることや、気付きがあるとも思っています。実は、色いろな価値観を知り、対話をするチャンスかもしれないとも考えています。

まだまだ先が見えませんが、一歩一歩進んでいきたいと思います。

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